ミュージシャン⇔レコーディングエンジニア

私はもともとベーシストで、独学でレコーディングエンジニアになりましたが、最近は演奏する機会が増え、少しずつミュージシャンに戻りつつあります。そうなると面白いもので音楽の聴き方が少し変わってきます。楽器の演奏から離れていた頃は録音の仕方やバランスの取り方に意識が向いていたのが、最近は演奏のニュアンスや楽曲、アレンジ等に意識が向く様になっています。

同じ人間でもその時の状態で音楽の聴き方が変わる位なので、オーディオマニアと音楽マニアの感覚には隔たりが有って当然でしょう。その隔たりを埋めるのがレコーディングエンジニア(ミキシングエンジニア、マスタリングエンジニア)だと思っています。

 

某マスタリングエンジニアがハイエンドオーディオシステムで自分がマスタリングした曲を聴いて、マスタリングスタジオとの音の違いに愕然としたと云う話を聞いた事が有ります。自分がマスタリングした音とは全く違って聴こえたそうです。

これは極端な例ですが、確かにオーディオ機器にも様々な特徴の機器が有り、リスナーにも派手でゴージャスな音を好む人も居れば余計な色付けの無い音を好む人も居て、更に年月と共に趣味も変わって行くので本当にオーディオには終わりが無いですね。

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