プリンス録音術という本を読んでいます。
内容は本の帯に書いてある通り本人 、バンドメンバー、エンジニアが語るレコーディングの内幕で、レコーディングエンジニアの自分としては非常に興味深い内容です。
まだ最後まで読んでいませんが、プリンスはボーカル録音の時はコントロールルームでエンジニアにセッティングしてもらったら後はエンジニアにコントロールルームから出て行ってもらい1人きりで録音。
お気に入りのマイクはノイマンU47とゼンハイザーMD441だったそうです。
MD441は一般的にそれ程良く使われているマイクでは無いですが
自分は割と使う事が多くて、プリンスも気に入ってたという事で単純に嬉しい気がします。
ボーカル録音はコントロールルームでモニタースピーカーから音を出して録音していたみたいで当然スピーカーの音もマイクに入ります。
MD441は指向性が狭くて背面からの音の被りが少なく、そういう理由で使っていたのかも知れません。
それと音像がタイトになるのでそれもあるかも知れません。
今度その部分に注意してプリンスのCDを聴いてみます。
建設途中のペイズリーパーク[/caption]
工事途中のペイズリーパーク・サウンドステージ
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