演奏グルーヴのこと

最近ミュージシャン活動も多く、そうすると面白いもので音楽の聴き方がレコーディングエンジニアからミュージシャン寄りになります。

そして以前に気が付かなかった事に気が付いたりします。

以前に良く聴いていたCDを久しぶりに聴いていたら突然「アレッ何だこの演奏は」と感じたのです。

このCDはスローの曲が多く全体的にまったりした雰囲気なのですが演奏は少しテンポが速くなったりしていて、もう少し落ち着いた演奏ならもっと良いのにと思っていました。

そしたらその時に気が付いたのはこれはテンポが速くなるというよりグルーヴのスピードが早くなってるんじゃないか?という事で、自分もそのグルーヴを捉えて聴くようにすると突然に世界が変わって物凄い演奏が聴こえ、あまりにもの気持ち良さで脳内はナチュラルハイ状態です。

ギターとベースとドラムが例えれば、超ハイレベルのサッカーの様に物凄いスピードでパスやドリブルやシュートをしているような演奏です。

そして物凄いスピード感なのに全然忙しく聴こえないのです。

そして全体のイメージとしてはバラード系のサウンドに聴こえるのが驚きです。

なぜ今までこれが分からなかったんだろうと思いましたが、今までの自分には聴き取れる能力が無かったのでしょう。

これは演奏のグルーヴを捉えないと分かりませんが、これ程の演奏はそう無いと思います。

この感覚を、レコーディングエンジニアの仕事に反映しようとしています。

そう簡単にはいきませんが、近づけるはずです。

今後の亀吉音楽堂に乞うご期待!!


Paul Garner(g)session nightにて @cat fish
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